シーバスで使うリールの番手別での選び方や有効な使い方などを紹介します。
SHIMANO(シマノ)とDaiwa(ダイワ)のLTシリーズでシーバス釣りに使えるラインナップの紹介や巻き取り長を解説していきたいと思います。
また、ダイワの新しいリール規格であるLTシリーズのリールと従来のDaiwaリールの番手別のサイズ感の違いの目安も同時に紹介していきます。
シーバスリールとして必要な性能と番手による使い分け方
ルアーゲームとして全国的に人気なターゲットであるシーバス。
DaiwaのモアザンシリーズやSHIMANOのエクスセンスシリーズがシーバス専用モデルのリールとして販売されています。
DaiwaのリールもSHIMANOのリールも年々進化を遂げていて、これからもどんな進化を遂げていくのか楽しみなところです。
近年のリールの進化といえば、ダイワもシマノも防水性能やリール本体の軽量化が進化しているといえます。
シーバスリールの必要なスペックとして、防水性能は大事なものの1つであります。
ソルトでの使用を前提としたシーバスゲームは年間を通して使用していると、いつしか塩ガミをしてリールを巻いた時にシャリシャリ感やゴリゴリ感が出てくることがあります。
塩ガミを防ぐためにも防水性能は高いに越したことないです。
軽量化については、現在はロッドも進化していて軽量で強靭なロッドが多く販売されているので、合わせるリールも軽量なものを使用するほうが、タックルバランスが良くなります。
重いロッドに軽量なリールを合わせると先重りしてしまい、ルアー操作がしにくくなりますし、長時間の使用では疲れやすくなります。
ですが、リールが軽量なほど良いというものでもないと思うので、タックルバランスを意識して選ぶようにするといいでしょう。
番手によって使い分け
シーバスリール 2000番手
2000番手は通常、メバリングやアジング などのライトソルトゲームで使われる番手ですので、現状でシーバスゲームに2000番手というのは使っている人は少数だと思います。
2000番手の使い道としては通常のシーバスロッドではタックルバランス的に合わせにくいのです。
メバリングロッドと合わせることでタックルバランスを良くしてシーバスを狙うほうがいいでしょう。現在はライトゲームロッドも色々と販売されているのでシーバスの引きにパワー負けしないロッドもあります。
あえて2000番手を使ってメバリングタックルをシーバスゲームに流用するメリットとしては
ノーマルギアより、ハイギアモデルの方がラインスラッグを取るのが楽なのでシーバスでの使用であればギア比はハイギアやエクストラハイギアの使用がいいと思います。
シマノリールの2000番手
専用リールではなく汎用モデルですが、シーバス用リールとしても人気の高い19ヴァンキッシュを例にとると、
ノーマルギアとハイギアがあります。ハンドル一回転あたりの巻き長は
ノーマルギアで69cm、ハイギアで82cmとなっています。
シーバス用としてはハイギアモデルのものが扱いやすいと思います。シャロースプールモデルですが、PE0.6号を150m巻き取り可能なので、シーバスとして充分なスペックとなっています。
DaiwaリールでLT2000番手
従来のDaiwaのサイズ感でいうと1500〜2000番手にあたり、トラウト、アジ、メバルなどのライトルアーのターゲットに対して扱いやすい番手です。
カルディアで見てみるとLT2000番手はノーマルギアとエクストラハイギアがラインナップされています。
ハンドル一回転の巻き取り長さは
ノーマルギアで68cmでエクストラハイギアで81cmとなっています。
シーバスリール 2500番手
ソルトルアーで最も汎用性の高いのが2500番手と言えます。
メバリングやアジングなどのライトゲームやエギングにも、もちろんシーバスゲームにも使うことができる番手です。
シーバスだけでなく、色々なソルトルアーゲームを1つのリールで楽しみたいというアングラーに向いているのが2500番手のリールです。
シーバスを狙う時に気をつけたいのは、近年のリールは軽量な為、ロッドも軽量なものを選ぶ必要があります。2500番手をシーバス釣り用として選ぶときの注意点は、
シマノリールの2500番手
ヴァンキッシュではC2500SHG、2500S、2500SHGの3種類ラインナップされています。巻き取り長さは順に81cm、78cm、89cmとなっています。
DaiwaリールのLT2500番手
LT2500-Cはコンパクトボディのことで、ボディは2000番手でスプールは2500番手となっている。
LT2500-Cは従来のDaiwaリールのサイズ感でいうと2000〜2500番手にあたります。
LT2500は従来のDaiwaリールでいう2500番手と同じサイズ感となっている。
タフなリールでシーバスリールとして人気の高いセルテートのLTを見ると2500番手ではノーマルギア、ハイギア、エクストラハイギアとラインナップされています。
ハンドル一回転あたりの巻き取り長さはノーマルギアで73cm、ハイギアで80cm、エクストラハイギアで87cmとなっています。
シーバスリール3000番手
シーバスリールといえば3000番手を選ぶのがスタンダードといえます。
タックルバランス的にこのクラスと相性の良いロッドが多いので、シーバス専用リールを考えているアングラーはこの番手を選んでおくと間違いないでしょう。
巻き上げのパワーや操作性の良いサイズ感とがバランスのとれたシーバス釣りに適した番手となっています。
色々なシチュエーションでの使用が可能で河川や港湾、堤防・干潟など幅広い釣り場で使いやすい番手。
最初の一台を選ぶなら3000番手のリールを選ぶといいでしょう。
シマノリール3000番手
シーバス専用リールのエクスセンスシリーズを見ると、C3000M、C3000MHG、3000MHGがあり、
巻き取り長さは順に77cm、88cm、85cmとなっています。
そのほかにもシーバス専用で人気がある。レバーブレーキモデルも3000番手のモデルがラインナップされています。
幅広くラインナップされているので、釣りをするフィールドに合わせたリール選択ができますね。
DaiwaリールLT3000番手
LT3000-Cはコンパクトボディで従来のDaiwaリールでいう2500〜2500Rと同程度のサイズ感となっている。
LT3000番手は従来のDaiwaリールでいう2500〜3000番手と同じサイズ感となっている。
ノーマルギア、ハイギア、エキストラハイギアそれぞれメリットがあるので自分に合ったモデルを選ぶようにしてください。
シーバスリール4000番手
4000番手を使うメリットは大河川や磯、サーフなどの大場所での使用に向いていることや小型リールに比べて巻き取りのパワーを得られることです。
シーバスロッドの中でもロングロッドとの相性がいい
シマノリール4000番手
エクスセンスでは4000MXGのみラインナップされており、ハンドル1回転の巻き上げ長99cmです。
そのほかの汎用リールではほかのギア比も販売されていますので、巻き取りの軽さを求めてハイギアやノーマルギアを選択するなら、汎用リールから選ぶ必要があります。
Daiwaリール4000番手
LTシリーズではボディサイズは従来のDaiwaリールの3000番手ほどの大きさになっています。
巻き取り長さがはエクストラハイギアで99cmと多くなるので、より早くルアーを動かしたい時などは重宝する番手です。
デイゲームのルアーを早巻きしたい時にあると便利な番手です。
シーバスリール5000番手
シーバスの中でもマルスズキよりもヒラスズキに向いている番手で、もちろん青物にも対応可能です。大型リールなので魚の引きに負けない力強さが魅力で、パワーファイト時も安心な剛性があります。
通常のシーバスロッドではタックルバランスが悪くなるので、ヒラスズキ専用ロッドやショアジギングロッドと合わせたほうが使いやすい番手となっている。
シマノリール5000番手
ストラディック、ツインパワー、ヴァンキッシュ、ステラと幅広い価格帯のリールで販売されています。
ストラディックC5000XGで101cmの巻き上げ長となっている。
Daiwaリール5000番手
LTシリーズの5000番手もコンパクトボディのみラインナップがあります。
LT5000-Cは従来のDaiwaリールでいう3000〜4000番手と同様のサイズ感となっています。
カルディアのLT-5000S-CXHで105cmの巻き取り長があります。