釣り魚の中では外道扱いをされがちなエソをさつま揚げにしてみました。
小骨の多さで敬遠されがちなエソですが、実際は白身で刺身にしても美味しいらしいです。
フードプロセッサーがあれば小骨も気にならずに美味しく食べれたので今回はそのレシピを紹介します。
エソを使ったさつま揚げの作り方
今回使ったもの
エソ 1匹
しょうが
にんじん
料理酒
1.エソのウロコと内臓をとる~下処理~
ウロコを取るついでに頭と尻尾を落とします。ウロコはけっこう大きめだったので包丁で削ぎ切りするか、ウロコ取りを使ってウロコを取るかするといいと思います。
2.エソを三枚におろす
三枚におろして皮をはぎます。刺身で食べるわけではないので綺麗に皮をとる必要はありません。
皮は厚めだったので手で剥くことができたので楽でした。
キレイな白身なので上手く捌いて小骨の処理もきちんとすれば色々な料理に使えそうだと思いました。
3.フードプロセッサーで身を練る
小骨を取らずに身をぶつ切りにして練っていきます。
今回はハンドタイプのミルミキサーを使いました。
フードプロセッサーを持ってる人はフードプロセッサーを使ってください。
4.生姜・塩・料理酒を加える
生姜を加えて再びミキサーにかけます。
スーパーボールくらいの大きさのものをスライスしてミキサーに加えます。
料理酒100ccを加えます。
料理酒を少しづつ加えながらしっかりと粘りが出るまでフードプロセッサーで練っていきます。
!フードプロセッサーが熱を持ち出したら氷を1〜2個加える。
知り合いの料理人曰く、すり身の温度が高くなりすぎるのもよくないらしいです。
5.野菜を加える
人参を細切りにしてボウルに入れます。
6.野菜とすり身を混ぜ合わせる
木ベラで混ぜ合わせていきます。
今回はにんじんを使いましたが、他にもゴボウや玉ねぎ、枝豆などやタコやイカなどの魚介類も合うのでオススメです。
具材を合わせる時に注意したいのが火の通りにくい具材は湯がくか電子レンジを使ってあらかじめ具材を加熱しておくようにしてください。
7.形を整える
型を整える時は手にしっかり水をつけてから行ってください。おにぎりを握る時と同じで手にひっつくのを防ぐ為です。油はねが心配な人はサラダ油を手に塗ってください。
8.油に入れ揚げる
160℃の油に入れて揚げていきます。
こんがりと揚がったら裏返して反対側も揚げていきます。
9.完成
皿に盛り付けて完成です。
おわりに
わりと獰猛でルアーにもガツガツ食ってくるエソですが、青物やシーバス狙いのアングラーではリリースしている人も多いと思います。
すり鉢ですり身にするのは苦労すると思いますが、フードプロセッサーがあれば簡単で時間もかからず調理できるので、リリースせずに一度持ち帰ってみてください。
さつま揚げの味は保証します。ほんと美味しいですよ。
ウロコと皮と内臓をとっておいて冷凍保存しておいて、ある程度まとまった量がストックされてからまとめて、すり身にするのもいいと思います。
これからの季節でしたはおでんの具材としても良い出汁が出ていいと思います。