スーパーで買うタコは刺身用でも茹でたものが販売されています。回転寿司なんかのタコも茹でタコが乗ってますよね。
というのも
生タコを食べる時は吸盤に細菌が多い為、皮ん剥ぐ必要があります。
なので生のタコの刺身って案外食べたことがない人が多いのかなと思います。
今回はその日の朝に釣ってきたマダコを生の刺身と茹でたタコの刺身で食べ比べてみました。
どちらが美味いのか!生タコの刺身と茹でタコの刺身
タコの下処理
塩揉みをしてヌメリをとったタコを使用します。
塩揉みでしっかりとヌメリと汚れを取るようにしましょう。
タコの身全体からヌメリが取れるまで塩揉みをします。
水で洗い流した時にキュッキュッとした感触があれば完了です。
ぬめり取りが甘いと、皮を剥ぐ時に包丁が滑り危険ですし、茹でタコにする時も臭みが出るので要注意。
生タコの皮を剥ぐ
タコの足に切れ目を入れて、そこから包丁で皮と身のあいだを削ぐように皮を剥いでいきます。
剥いだ皮と吸盤は捨てないようにしてください。茹でて食べると絶品です。
水気を取り薄くスライスする
1〜2mmくらいの薄さでスライスします。
タコを茹でる
お湯を沸かしタコを茹でていきます。
今回は釣りたての鮮度のいいモノだったので茹ですぎないように意識し、レアに仕上がるように沸騰したお湯で2分弱茹でて取り上げました。
取り上げたタコは冷水で粗熱を取ります。
茹でたタコをスライス
茹でタコも薄切りにします。
同じように1〜2mmくらいにスライスしていきます。
食べ比べ結果
今回のタコは昼頃に生き締めにして、下処理を終えたタコを夕食の時まで冷蔵庫で寝かしてから使用しています。
生タコの刺身はコリコリとした食感が強いというのが第一印象。
味はタンパクでした。すぐに味を感じたり、甘味を感じるくとはなく、
しばらく噛み続けるとタコの味が感じられてきて甘味も感じられるようになりました。
対して茹でタコの刺身は、
柔らかいし噛んで早めにタコの旨みを感じられるというのが第一印象で、食感はプリプリとしっとりが合わさった感じでした。
茹でタコは生のタコに比べても旨み、甘味ともに強く感じることができました。
食べ比べた感想としては
ダイレクトにタコの旨み、甘味を味わいたいなら茹でタコの刺身。
というふうに今回の食べ比べでは感じました。
おわりに
茹でタコでも今回は皮が赤くなるまで茹でて中がレアの状態でお湯から取り上げましたが、しっかりと中まで火を通したら、また違った食感や味の感じ方になりそうですし、
生タコを下処理したあと数日冷蔵庫で寝かしてから食べても、また違った感想になりそうですね。
タコを何匹か釣ることができたなら数日に分けて刺身で食べてみるのもおもしろそうです。