船タコ釣りの必需品はコレ!揃えるべき道具一式について

タコ釣り

年々盛り上がりを見せている船タコ釣り。中でもタコエギを使用した釣りが主流になっています。
今回は船タコ釣りに必要な道具の紹介。
今年から船タコ釣りをチャレンジしたい方必見です。

船タコ釣りに必要な道具や仕掛けを紹介

ロッド

ロッドは流用で考えるならジギングロッドや太刀魚のテンヤロッドが流用できます。
流用時の注意点としてはオモリの重量に耐えられるスペックかどうかは見ておかないといけません。

遊漁船によっては朝はタコ釣り、お土産を確保したらジギングといった便もあるので、流用している方もいるみたいです。

筆者は知り合いの船に乗せてもらった時にはスピニングタックルのエギングタックルやシーバスタックルで船タコ釣りをしていました。
普通に釣るぶんには問題なかったですが、快適性とか、やりやすさを考えると専用ロッドでのタックルに軍配が上がります。
エギングタックルはパワーなさすぎ、シーバスタックルは長すぎって感じでした。

今現在は専用タックルで船タコ釣りしているので、タコエギへのアクションのつけやすさ、リール巻き取りのスムーズさは専用タックルならではだと思います。

正直買ってよかったなと思っています。

船タコ釣りでどういうロッド性能が求められるのかというと、
岩に張り付いたタコを引き剥がすことのできる強靭なバットパワーがあり、竿先はしなやかでタコの乗りを感じられるようなロッド。

あとはお好みでスピニングリールモデルかベイトリールモデルを選びます。

基本的には巻き取りパワーが勝るベイトリールモデルの船タコロッドが人気です。

ダイワ(DAIWA)
¥11,550(2024/11/21 14:29時点)
標準全長(m):1.50

リール

スピニングリール、ベイトリールどちらでも大丈夫ですが、船タコ専用ロッドはベイトモデルのものが多いのでベイトリールをオススメします。

クラッチを切るだけで仕掛けを落とせる構造になっているのでベイトリールの方が楽に釣りができるので人気があります。

ギア比はハイギアかパワーギアやノーマルギアから選びます。

選び方は好みにもよるんですが、船タコ釣りをする明石海峡や東京湾など場所の水深に合わせて選ぶといいかと思います。

水深は遊漁船の船長に聞けば教えてもらえます。

水深が50mあるような地域でしたらら、ハイギアのリールは巻き取りが楽になりますし、手返しよく釣りができるので数釣りシーズンにも重宝します。

50m以下の水深の地域でしたらノーマルギアやパワーギアのリールで巻き上げのパワーを重視したほうが良いと思います。

リールの大きさはPE2号が200m巻けるスプール径のものが望ましいです。PE3号にしても100m以上巻けるスペックのベイトリールやスピニングリールを選びましょう。

その他のスペックだと巻き取りパワーを考えたらボディ剛性が高いリールが良いと思います。

ロッドに比べるとリールは専用リールがまだあまり出回っていないので購入を迷うことがあるかと思います。
上記を参考にしてメーカーのスペック表を確認の上、選んでみてください。

ライン

PEラインが一般的です。
タコが乗った時には一気に合わせる必要があるので伸びの少ないPEラインの使用をおすすめします。

同じライン強度でもナイロンラインなどに比べてPEラインの方が細ラインになり、潮流に流されにくくなるのもメリットとなります。

ラインの太さは1.5号〜3号で釣れるタコのサイズに合わせて選ぶようにしてください。

シーガー(Seaguar)
¥3,465(2024/11/21 14:29時点)
素材: PE, 8本組

リーダー

PEラインを使用するので根ズレ合わせ切れを防止するためにショックリーダーは必要になってきます。

フロロでもナイロンでも大丈夫ですが、号数選びには注意が必要。

リーダーの号数はPEラインの強度に合わせて24ポンド~45ポンドくらいの強度のものを選びます。
商品によって号数による強度に違いがありますが、だいたい6号~10号のリーダーを使います。

バリバス(VARIVAS)
¥1,980(2024/11/21 14:29時点)
主な対応魚種:シーバス

タコエギ・スッテ

テンヤで釣る場合もありますが、最近はタコエギやスッテを使った船タコ釣りが主流になっています。

遊漁船・乗合船はテンヤの船とタコエギの船が分かれてますので、ルールに従って釣りをする必要があります。

スイベル

タコエギやスッテと錘を繋げるスイベルは船タコ釣りでは必須です。
タコエギやスッテを1〜3つ付けれるものがあるので好みに合わせて用意するといいですよ。

ちなみに筆者は2つ付けタイプのスイベルを使用しています。

集魚力UPの系仕掛け

必ずしも釣果に反映するわけでもないですし、絶対必要かというと、そうではないですが、
時合い以外のタコのアタリが遠のく時間帯にタコにアピールする手段として有効だと思います。
これに関しては付けてる人もいれば、つけていない人もいるので人それぞれといった感じですね。
各メーカーから色々出ていますし、保険としてタックルボックスに1つくらい忍ばせててもいいと思います。

オモリ

錘の重さは遊漁船の場合は釣行当日の潮によるので、船長に確認する必要があります。
同乗者同士で錘の重さが違うと、タコエギの落下速度の違いでお祭りが頻発して周りの釣り人の迷惑になるので注意してください。

マイボートで船タコ釣りを楽しむ方は20号〜60号くらいの錘を用意していたらいいと思います。

おわりに

船タコ釣りに必要な道具一式の紹介でした。
2021年は専用タックルや新作のタコエギやスッテも販売されていて、
船タコ釣りが年々人気が上がっているのが分かります。
初心者の方でも割と始めやすい釣りなので是非チャレンジしてみてください。