アジやいわしの骨せんべいは有名ですが、タチウオも骨せんべいにすると美味しく食べることができます。大人はお酒のアテとして、子供にはおやつとして喜ばれる太刀魚の骨せんべい。油で揚げるだけで簡単にできて、とても美味しい骨せんべいの作り方を紹介します。
タチウオの骨せんべい作り方
1.背ビレを切り、太刀魚を三枚におろす
小骨の部分にも身があり残したいので、背ビレの根元あたりを切り落とします。
揚げると小骨は気にならないので、背ビレの部分のみ落とすのがコツです。
血合いを取ったり、塩をふって余分な水分と臭みをとるといいですが、面倒だったので省きました。
カリカリに揚げちゃうので、下処理については手抜きします。
2.小麦粉をつける
油はねで床やコンロ周りが汚れるのが嫌なので小麦粉をつけて揚げています。
小麦粉ではなく片栗粉でも代用できますし、そのあたりは好みで変えて下さい。もちろん素揚げでも大丈夫です。
盛り付け後に塩をふるので、この時下味は必要ありません。
3.油で揚げる
180℃の油で揚げます。
今回使った太刀魚は小型(体高が指2~3本)で骨も細かったのでこの温度でこんがりした色目がつくように仕上げます。
大型のタチウオの骨は骨せんべいにするより、味噌汁の出汁に使うと良い出汁がでて美味しいです
4.完成
油を切り、盛り付けしたら塩をふりかけて完成です。
おわりに
太刀魚は小骨が多くて食べにくいイメージがあるかもしれませんが、三枚におろしてから食べることで、身は小骨が気にならなくなりますし、骨は骨せんべいにすることで栄養価の高いおやつにすることができます。骨からはカルシウムやタンパク質を摂取することができるので小さなお子さんのおやつにはピッタリですよ。
揚げるだけで簡単で美味しいので、三枚におろして余った骨は捨てずに揚げて食べちゃいましょう。